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理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の履歴書の書き方|免許欄・志望動機・職歴の書き方

更新日:2026/09/08 読了目安:約7分 執筆:ケアリーチ キャリアアドバイザー

PT・OT・STの履歴書で迷いやすい免許・資格欄の正式な書き方、学歴・職歴欄の区切り方、認定資格や研修の扱い、志望動機・本人希望欄の書き方を記入例つきで解説。採用担当者が実際に見ているポイントも紹介します。

「免許欄は理学療法士免許と書けばいいのか、登録番号も必要なのか」「回復期病棟から老健に異動した経歴はどう書く?」。履歴書はテンプレートが決まっているぶん、リハビリ職ならではの書き方で迷うポイントがあります。採用担当者は履歴書を数分で読み、職務経歴書や面接で確かめたい点をチェックしています。この記事では、PT・OT・STの履歴書で差が出やすい免許欄・職歴欄・志望動機欄の書き方を、記入例とともに整理します。書き上げたあとの見直しにも使ってください。

履歴書の基本ルールと用紙・写真の選び方

履歴書は手書きでもパソコン作成でも構いませんが、指定がある場合はそれに従います。パソコン作成なら誤字修正が楽で、複数の応募先に合わせて志望動機を書き換えやすいのが利点です。

  • 日付は提出日(郵送なら投函日、面接持参なら当日)
  • 年号は和暦・西暦どちらでもよいが、書類全体で統一する
  • 写真は3か月以内に撮影したもの。白衣やユニフォームではなくスーツか襟付きの服装
  • 修正液・修正テープは使わず、書き直す

医療・介護の採用担当者は「丁寧さ」を重視する傾向があります。字の上手さではなく、余白の使い方や誤字の有無が印象を左右します。

免許・資格欄の書き方(PT・OT・ST)

リハビリ職の履歴書で最も見られるのが免許・資格欄です。正式名称と取得年月を正確に書きます。

種類書き方の例
国家資格20XX年3月 理学療法士免許 取得(登録番号 第XXXXXX号)
認定資格20XX年X月 認定理学療法士(脳卒中)取得
協会制度20XX年X月 日本作業療法士協会 生涯教育制度 基礎研修修了
関連資格20XX年X月 介護支援専門員 取得、20XX年X月 普通自動車第一種運転免許 取得

免許の取得年月と登録番号

免許は「合格」ではなく「取得(登録)」の年月を書きます。免許証の交付日を確認し、登録番号も添えると照合がスムーズです。新卒の場合は「20XX年3月 理学療法士国家試験 合格見込み」と書き、免許取得後に差し替えます。

認定資格・研修は関連性の高いものから

認定理学療法士や認定作業療法士、呼吸療法認定士、認知症ケアに関する資格、3学会合同呼吸療法認定士、福祉住環境コーディネーターなどは、応募先の分野に関係するものを優先して書きます。すべてを羅列するより、応募先で活きるものを上に置くほうが伝わりやすくなります。運転免許は訪問リハや通所リハの送迎で必要になることが多いため、忘れず記入してください。

学歴・職歴欄の書き方と区切り方

学歴は高校卒業から書くのが一般的で、養成校は学部・学科名まで正確に記入します。職歴は入職と退職を1行ずつ、施設名は正式名称で書きます。

同一法人内の異動はどう書くか

回復期病棟から通所リハへの異動、病院から併設老健への出向などは、履歴書では「20XX年X月 同法人内 介護老人保健施設○○へ異動」のように1行で示し、詳細は職務経歴書に譲ります。異動が多い場合も省略せず、時系列で並べたほうが誠実な印象になります。

在職中・退職理由の書き方

在職中なら最後の行に「現在に至る」、その次の行に「以上」を右寄せで書きます。退職理由は「一身上の都合により退職」で問題ありません。契約期間満了や施設の閉鎖などは「契約期間満了により退職」のように事実を書きます。

アドバイザーのひとこと 職歴欄で「病院名だけ」を書く方が多いのですが、採用側は病床数や分野を気にします。「○○病院(回復期リハビリテーション病棟)入職」のように括弧で1語添えるだけで、経歴の理解がぐっと早くなります。空欄の余白が許す範囲で、分野を1つ添えるのがおすすめです。

志望動機欄の書き方と例文

志望動機は、応募先の施設形態や分野に合わせて書き分けるのが基本です。3〜5文で「なぜこの分野か」「なぜこの施設か」「自分の経験がどう活きるか」を入れます。

例文:急性期病院から回復期病院へ

急性期病院で5年間、脳血管疾患と整形外科術後の早期離床に携わってきました。退院後の生活に踏み込んだ支援をしたいという思いが強くなり、在宅復帰率の高さと多職種カンファレンスの体制を重視して貴院を志望しました。急性期で培ったリスク管理の視点を、回復期の集中的なリハビリに活かしたいと考えています。

例文:病院から訪問リハビリへ

回復期病棟で退院支援に関わる中で、退院後の生活環境で機能が変わっていく利用者を多く見てきました。生活の場で直接関われる訪問リハビリに魅力を感じ、同行訪問の期間を設けている貴事業所を志望しました。

志望動機で避けたい表現

  • 「勉強させていただきたい」だけで終わる(何を活かすかがない)
  • 「家から近い」「休みが多い」を第一の理由にする(本人希望欄に回す)
  • 前職の不満や批判を書く

本人希望欄・通勤時間・扶養欄の書き方

本人希望欄は「貴院の規定に従います」が基本ですが、譲れない条件がある場合は簡潔に書きます。「土日勤務は月2回まで希望(家庭の事情のため)」「訪問リハビリ部門を希望」のように、理由を短く添えると感じよく伝わります。給与額をここに書くのは避け、面接やエージェント経由で伝えるほうが交渉しやすくなります。

通勤時間は片道の所要時間を、扶養家族や配偶者の欄は事実どおりに記入します。空欄が多いと未完成に見えるため、該当しない欄は「なし」と書いておきます。

アドバイザーのひとこと 提出前に、免許取得年月と職歴の入職年月の整合性を必ず確認してください。免許取得より前に「理学療法士として入職」と読める書き方になっていると、それだけで問い合わせが入ります。新卒入職の場合は「4月入職」、免許は「3月取得」の順に並ぶのが自然です。

よくある質問

Q. 履歴書と職務経歴書は両方必要ですか?

病院や大手法人では両方を求められることが多く、クリニックや小規模施設では履歴書のみの場合もあります。指定がなくても、経験者は職務経歴書を添えたほうが担当疾患や単位数などを伝えやすく、面接が進めやすくなります。

Q. 短期間で辞めた職歴は書かなくてもいいですか?

雇用保険や年金の記録で確認できるため、省略せずに書くのが原則です。面接で理由を聞かれたときに、事実と学んだことを簡潔に説明できるよう準備しておきましょう。

Q. 研修や学会発表は履歴書に書けますか?

免許・資格欄には資格のみを書き、学会発表や研修受講歴は職務経歴書の「実績」や「自己研鑽」の項目にまとめるのが読みやすい構成です。応募先の分野に直結するものは、志望動機で一言触れても効果的です。

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タグ:履歴書 転職の準備 志望動機

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